■パワーポイントでの原稿制作上の注意点
今日は、よくあるパワーポイントでの原稿制作の際よくある間違いについてお話しします。 そもそもパワーポイントはスライドを作成し、会議室などでプレゼンテーションをするために作られたアプリケーションです。いまではほとんどの方が、仕事で企画書を作成するときに使っていると思います。そこでパワーポイントでパネル印刷用の原稿を作成したときによくある間違いが、原稿サイズの設定間違えです。パワーポイントではデフォルトで、スライドにしたときに見栄えがいいように、余白をとっています。その余白も縦・横同じ比率で余白を取っていればいいのですが、長辺部分を多く余白をとって、通常のA4サイズなどより細長くなる設定になっています。その理由はわかりませんが、多分スライドで映し出すときにそのほうが見やすいからなんだと思います。 ですので、パワーポイントのA4の設定をしても、出来上がった原稿は正確なA4サイズになりません。ほとんどの方がA4サイズを拡大なさるので、縦横の比率が違っていると拡大したときに、A1、A2になりません。とくにアルミフレーム付きなどをご注文いただいた方は注意が必要です、そのまま拡大しても正確なサイズにならないのでアルミフレームがきちんとはまりません。以下、パワーポイントでパネル印刷用の原稿を制作するときのサイズの設定の仕方を説明いたします。ちなみに当社は、拡大・縮小の作業は無料でございますので遠慮なく主しつけください。ただし、原稿に写真などが入って入っている場合は注意が必要です。A4をA1に拡大するには、面積で8倍になりますので、写真の解像度もその分低くなります。当社は150dpi〜200dpiを推奨しておりますので、A4の時点では最低でも300dpi以上は必要です。それでは下記、パワーポイントでパネル印刷用の原稿を作るときのサイズ設定のやり方です。
まず最初の画面から「デザイン」タブを選びます。
スライドのサイズ設定の画面で、赤丸のところをユーザー設定にしてください。
A4を選んでも、デフォルトで余白が設定されているので間違ったサイズになります。
画面のようにユーザー設定にし、サイズを実数で入れてください。これでOKです。
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