印刷・画像データにおけるモアレの発生の理由と対策
弊社では、展示パネルを専門にパネル印刷をご依頼から即日で、激安な価格で製品のご提供することをモットーにしております。 常にお客様のご満足いく製品をお届けする際に気をつけていることは、製品の仕上がりでございます。 細心の注意を払い制作をしておりますが、お客様が入稿されるデータによっては、仕上がり時点で「モアレ」という現象が起きてしまうことがございます。 「モアレ」とは、印刷した際に出てしまう現象ですが、モアレは発生した個所は見つめると目がチカチカしてしまい、印刷物自体の仕上がりがよくありません。 そこで、「モアレ」に対する正しい知識を身につけて、事前に防げるように注意すべき「モアレ」についてその要因と対策をご紹介してきます。
■印刷物のモアレの正体とは?
「モアレ」とは、印刷物に縞(ゼブラ)模様がずれたような現象のことを言います。
現在、カラー印刷の主流はオフセット印刷が行われますが、この印刷方法はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラック各色の版を重ねて印刷を行います。
つまり、一枚の紙に4つの色を刷り重ねていくのですが、仕上がりが美しい反面それぞれの色は細かい網状の点によって表現しています。
これを網点と言いますが、この色の4種類の網点が規則正しいパターンで数回重なり合うとモアレが起こります。
簡単に言えば、オフセット印刷は網点がクッキリと印刷されることから、入稿した写真やイラストによっては、モアレが起きる場合があるということになります。
■モアレが発生しやすい要因とその対策
印刷で写真やイラストなどを利用するときに、その画像を拡大や縮小しますと、網点の角度がずれてしまいモアレが発生しやすくなります。
また、細かい模様がある場合も、モアレが発生しやすくなるため写真やイラストには細かい模様を使用しないようにすることが必要となります。
例えば、写真の場合被写体の人物が細いストライプ細かいドット模様の上着やシャツ、ネクタイを着用していますと、それらの個所にモアレが発生することがあります。
これは、被写体の背景がでも同じことが言えますので、撮影されるときは立ち位置にもご注意ください。
印刷時にモアレが起きそうな写真しかない場合は、画像処理ソフトで画像を縮小するとか、写真自体に支障のない程度にモアレが起きそうな個所に、ボカシ処理やシャープネス処理を施してみましょう。
イラストなどは、スキャナーでデータを取り込むときに、モアレ防止機能の付いた高機能なスキャナーを活用してみるのもいいでしょう。
私共のようなオンデマンド印刷の場合、オフセットのように版を重ねませんので、印刷自体でモアレは起きませんが、写真自体がモアレを起こしている場合にはそのまま印刷してしまいます。せっかくの印刷物に「モアレ」が起きて台無しにならないように、入稿されるデータにはご注意ください。
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